鹿児島中央駅から車でおよそ1時間。鹿児島県の南部に位置する南九州市は、海と山、田畑が広がる豊かなロケーションが魅力の農業のまちです。
6,000ヘクタールを超える広大なフィールドでは、日本一の生産量を誇るお茶(知覧茶)やさつまいもをはじめとする多彩な農産物が育てられ、見渡すかぎりのお茶畑やさつまいも畑、ダイナミックな牧場風景などを見ることができます。
九州の南部・南薩摩エリアに位置する南九州市。夏になると台風が訪れますが、その時期を除けば温暖で安定した降水量に恵まれています。
年間の平均気温は約18℃。最も寒い1月の平均気温も8℃ほどですが、知覧茶が育つ山間地域では雪景色が見られます。山と海、そして田畑がもたらす四季折々の自然風景が楽しめます。
霧深い山間地では良質なお茶「知覧茶」が育ち、さつまいもも日本一の生産量を誇ります。冬になると大根を寒干しする「大根やぐら」が出現し、クルクマをはじめとする美しい花木類の生産も盛んです。
農業だけでなく畜産業も盛んで、養鶏やブランド牛のかわなべ牛、かごしま黒豚も広大な自然の中で元気に育っています。
南九州市は自然と平和と歴史のまち。風光明媚な景色に親しむイベントや平和へのメッセージ、武家屋敷や文化財を楽しむ催しなども行われています。
頴娃知覧12〜1月ごろ
大根やぐら
南九州市の冬の風物詩。巨大な大根やぐらは、まさに壮観。
川辺知覧2月第1土曜・日曜
川辺二日市・ちらんまち二日市
南薩摩に春を告げる、鹿児島県内「三大市」のひとつ。川辺町商店街で開催。また、同日に知覧まち商店街で「ちらんまち二日市」も開催。
頴娃4月29日(祝)
新茶・大野岳マラソンinえい
フル登山・さわやか・らくらくの3コースで、陽春の南薩路の風情を楽しむ。
川辺7月〜10月頃
田んぼアート
テーマが毎年変わる、田んぼをキャンバスにしたビッグなアートが出現。
川辺7月
飯倉神社の御田植祭り(宮棒踊り)
豊作を祈願して、勇壮な棒踊りや早乙女らの田植え、田の神舞が奉納される。
知覧7月9・10日と第3土曜
薩摩の水からくり
水車を動力としたからくり人形。薩摩半島南部の万之瀬川流域にのみ伝わる民俗芸能。
知覧7月第3土曜
知覧ねぷた祭
勇壮な武者絵が描かれた扇形のねぷたが知覧のまちを練り歩く。
川辺7月第4日曜
川辺祇園祭
町中の穢れを払う鎮魂儀礼。地元園児の鼓笛隊を先頭に、御神幸行列、踊り連、山車、子ども神輿と続くパレードのほか、花火大会も。
知覧8月15日
平和へのメッセージfrom知覧
スピーチコンテスト
毎年終戦の日に平和へのメッセージを込めて。
修学旅行生からの一通の手紙がきっかけに。
頴娃8月中旬日曜
えいのゴッソイまつり
総踊り、太鼓演奏、花火大会など頴娃が全部(ゴッソイ)ひとつになって祭一色に染まる一大イベント。
頴娃9月
イセエビ即売会
石垣港に、解禁直後のイセエビが並ぶ。売切御免。
知覧9月
十五夜ソラヨイ
知覧に伝わる十五夜行事。藁装束の子供たちが神秘的に踊る。
川辺10月
竹屋神社の豊祭
上山田・中山田・下山田(西・東)の踊りが毎年順番に竹屋神社の豊祭に奉納される。上山田と中山田にはワラフリ(先導役)も。祖霊供養と豊作感謝の太鼓踊り。
知覧10月最終日曜
小京都ふるさと祭
郷土芸能、物産展、バザー、牛・豚の丸焼き、歌謡ショーなど、盛りだくさんの農業・観光イベント。
知覧11月第2土曜
ちらん灯彩路-南九州市あかりの道標-
知覧武家屋敷庭園群を中心に、竹灯籠や紙灯籠が幻想的な夜を演出する。
川辺11月上旬
かわなべ磨崖仏まつり
仮装やコスプレでの玉入れ合戦や地元のグルメガーデンなど、誰でも1日中楽しめる。
温暖な気候と豊かな自然の恵みがもたらすのか、朗らかな人がとても多い南九州市。農作業をしていると近所の方が「どうけ?」と気さくに声をかけてくれますし、家庭菜園で採れた野菜や果物、魚などをおすそ分けする「お互いさま」の気持ちが暮らしに息づいています。
時には不安になることもある新規就農ですが、地域のみんながフレンドリーに温かくサポートしてくれる環境です。
鉄道
JR指宿枕崎線が本市の南部、海岸線沿いを運行しています。
(鹿児島市、指宿市、南九州市、枕崎市を運行)
路線バス
鹿児島交通の路線バスが、鹿児島市を始めとする近隣市とを結んでいます。
コミュニティバス「ひまわりバス」
市役所の各支所や主要施設のある地点を連絡する「拠点間バス」(1日4往復)と、各集落と市街地を結ぶ「生活交通バス」(週に1-2往復)を運行しています。 運賃は全区間均一で、高校生以上:100円、小中学生:50円、未就学児:無料 ※障がい者:無料(障がい者手帳の提示が必要) ※65歳以上の運転免許自主返納者 :無料(警察署発行の証明書の提示が必要)
タクシー
市内4事業者が運営しています。
公共交通機関
自動車
塗木(ぬるき)市長からの新規就農メッセージや市のアウトライン、福祉・教育のサポート体制など。南九州市のさまざまな魅力をお伝えします。